消えたのびハザ⋯。伝説のフリーゲームと著作権を考える

消えたのびハザ⋯。伝説のフリーゲームと著作権を考える

皆さんはのびハザを知っているでしょうか?

かつてニコニコ動画の実況動画で大人気となったフリーゲームです。

超クオリティの高い神作品だったのですが、今はどこの動画サイトからも消えてしまいました⋯。

のびハザに、何があったのか?

のびハザが消えた理由

消えたのびハザ

のびハザは正式なゲームタイトルを『のび太のバイオハザード』といいまして、かの有名な「ドラえもん」と「BIOHAZARD」を組み合わせたゲームです。

オリジナルの要素もあったものの、やはり著作権的にグレーな部分があったことは確かです。

そのため、消された理由としては「ドラえもんの著作権を持つ小学館の申し立てがあったのではないか?」ともっぱらの噂になっています。

のびハザの13年間の歴史

のびハザ1が最初に公開されたのは2005年

その後の10年間は数々のリメイクが生まれ、「無理のないバイオ版」や「AnotherEdition版」「G版」などが登場しました。

主なリメイク
EasyType版(2007年7月2日)
DeathMode版(2007年9月15日)
無理のないバイオ?(2008年2月2日)
無理のないバイオⅡ?(2008年2月24日)
無理のないバイオⅢ?(2008年4月25日)
キルハウス編(2008年05月25日)
無理のないバイオⅣ?(2008年8月9日)
AnotherEdition版(2008年9月4日)
Nobihazaβ版(2008年11月24日)
ハイレベル版(2009年4月19日)
VX本家リメイク版(2009年6月26日)
新訳のびハザ(2009年8月7日)
本家リマスター版(2009年12月12日)
ソード低難易度版(2010年8月24日)
のびハザG版(2010年9月15日)
ソード高難易度版(2010年9月29日)
Arrange mode版(2011年5月5日)
のびハザGⅡ版(2011年8月20日)
最終闘版(2011年11月05日)
迷宮大消毒(2012年6月9日)
Insanity Destiny版(2012年8月17日)
EscapeIsland版(2012年9月8日)
いんぽっしぶる版(2012年11月18日)
Left 3 Dead(2013年04月17日)
OUTBREAK版(2016年5月23日)
デマオンの逆襲(2017年12月25日)
The Dawn版(2018年1月1日)

 

そうして多くのファンに愛される中、2015年、本家のびハザ2が公開されました。

消息不明だった作者によるいきなりの続編に、ニコニコ動画におけるファンはお祭り状態でした。

しかし、突然の一斉削除が始まったのが、今年の2018年

ニコニコにもyoutubeにも何一つ実況動画が残らず、ゲームの公開も終了してしまいました。

初代のびハザの公開から約13年後のことです。

なぜ今になって消されたのか?

13年間経った今年になってなぜ消されたのか原因をいろいろ調べていた所、気になるコメントを見つけました。

存在は当然知ってただろうけど、ここ最近で何かの限界ラインを越えた
収益の発生がありうるRPGアツマールに派生版が投稿されたのがそれじゃないかっていう
ニコニコ大百科より』

RPGアツマールに実際に投稿されたのかは不明ですが、確かにあり得るかもしれません。

今はyoutuberも流行っているように、動画が収益につなげられる時代ですからね。

二次創作で利益を得てしまうのはやはりまずい、ということで早めに芽を摘まれた可能性も捨てきれません。

【のびハザ事件】二次創作・著作権について考える

二次創作は、作者の許可を取っていないのであれば違法であるのは確かです。

しかしながら、世の中ではたくさんの二次創作が黙認されているのも、事実と言えば事実です。

コミケによる同人誌販売はかなり堂々と行われていますし、それと比べれば収益化していない二次創作はほとんどが訴えられることはありません。

それでも、のびハザはドラえもんのキャラを使用しながら衝撃的な画像も使っていましたし、イメージを壊してしまう、といわれれば確かにその通りです。

のびハザのファンとして残念ではあるのですが、仕方が無いこととして受け入れるべきでしょう。

オリジナルとしての復活はあるか

のびハザは魅力的なオリジナルキャラの登場も多くありました。

特にヒロインである緑川聖奈さんはファンも多かったように思います。

緑川聖奈 
作: もーがん氏

もしかすれば、ドラえもんの要素を抜いたオリジナルゲームとしてのリメイクも有り得るかもしれません。

ただしそれは、のびハザでは無く別のゲームとしての制作になるでしょうから、復活⋯⋯とは呼べないのかもしれません。

まとめ

のびハザというゲームはストーリーが非常に魅力的で、僕は物語性のあるフリーゲームやノベルゲームが好きなのでお気に入りのゲームの一つでした。

※フリー・ノベルゲームについては『【感動】ノベルゲームおすすめ作品をランキング形式でご紹介【懐かしフリーゲーム】』で紹介しています。

特にのびハザ本家2のラストシーンからは、作者がドラえもんという作品を好きなことがとてもよく伝わってきました。

1は奇想天外なストーリーで終わっていましたが(ドラえもんやしずかちゃんが悪役)、2では全ての謎が明かされ、ドラえもんの世界観の中であり得なくはないストーリーとして綺麗にまとまっていました。

それだけに、今回の件は個人的に非常にショックなできごとでもあります。

確かに二次創作が違法であり削除は仕方ないと理解しながらも、「あのような感動的な作品が失われるのは惜しい…」というのが本音です。

できることなら、限りなく近いリメイクが出るなどして、もう一度あの感動を味わいたいものです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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