NFTについては、難しい単語も多いですよね。
今回はNFTのReveal(リビール)について分かりやすく解説したいと思います。
この記事を読むことで、「Revealとは何か?」「Revealの方法は?」「Reveal前後の価格変動は?」について知ることができます。
NFTのRevealとは
Revealについて説明する前に、NFTの種類の一つであるコレクタブルNFTについて説明しておかなくてはなりません。
コレクタブルNFT
NFTの中でも、数百種類~千種類以上など複数の同じようなNFTがあるものを、コレクタブルNFTもしくはジェネラティブNFT等と呼びます。
バラバラなパーツをランダムに組み合わせたり、AIに作らせたりするものですね。
10000個の顔の種類があるCryptoPunksなどが有名です。
コレクタブルNFTはRevealするまでは皆同じものが多い
コレクタブルNFTはMint(発行)してすぐに絵柄が表示されるものもありますが、大体はすべてのNFTが同じ絵柄で統一されることが多いです。
例えばこれはNeo Tokyo Punks(NTP)というコレクタブルNFTですが、Reveal前はすべて同じ絵柄ですよね。
理由としてはおそらく、すべてがユーザーによってMintされる前に最高レアのものが出てしまうと、購買意欲が失せてしまうからでしょうね。大当たりの出た後のくじ引きは引きたくないのと同じです。
そのため、すべてのNFTが売り切れてRevealされるまでは、どのNFTも差異がありません。
Revealが開始されると絵柄やレア度が分かる
全てのNFTがmintされて売り切れになった後、運営の任意のタイミングでRevealが開始されます。
Revealが開始されることで、そのNFTの絵柄やレア度※が分かるようになります。
※コレクタブルNFTにはレア度が設定されているものが多く、レア度が高いほど価値が高くなります。パーツにレア度が設定されているものもあります。
Revealの方法について
Revealの方法について疑問に思う方も多いのですが、たいていのプロジェクトでは勝手にRevealされることが多いです。
ただし時間差もありますので、なかなかRevealされない場合の対処法をお伝えします。
OpenSeaの更新ボタンを押す
OpenSeaのNFTであれば、OpenSea内の更新ボタンを押すことでRevealされることがあります。
Refresh Metadataというボタンを押して、しばらく待ちましょう。絵柄が表示されることが多いです。
ただ、他のがRevealされているのに自分のNFTはRevealされていない場合に限ります。そもそもRevealの時間が来ていないのに、押しても無意味ですので気を付けましょう。
トランザクションを通してRevealすることもある
NFTのチェーンの種類や、プロジェクトによってRevealの方法は違いますので気を付けましょう。
Metamask等のウォレットからトランザクションを通したりしてRevealすることもあります。
ただし詐欺には気を付けましょう。しっかりと運営の公式アナウンスを確かめるようにしてください。
Reveal前後の価格変動について
Reveal前はその期待から、NFTのフロア価格が上がることが多い印象です。
しかし、Reveal後は一気にフロア価格が落ちることが多いです。
なぜなら期待外れだったものを早く売ろうとする人が一定数いるからです。
よってフロア価格が落ちるのを懸念する人は、Reveal前に売り抜けるのが良いでしょう。
しかし、もしレア度の高いNFTを引けば、かなりの価値が付くことがあります。その可能性にかけてNFTを保有したままにしてRevealするというのも、一つの手ですね。
また、絵柄が良かったり運営の情報の出し方が優れているプロジェクトであれば、Reveal後でも価格が上がり続けることもあります。
あくまで一時的に下がることが多いということですので、プロジェクトによってしっかりと判断しましょう。