メタマスクは、暗号資産(仮想通貨)とWeb3の世界でよく使われるウェブブラウザ拡張機能です。
主にEthereumのブロックチェーンプラットフォームと連携して、DAppsの利用やNFTの送受信を簡単に行うために使用されます。
しかしメタマスクのハッキング被害は恒常的に起こっており、念入りなハッキング対策をしなければ大事な資産を失ってしまいます。
メタマスクハッキングの原因となる行動にはいくつかありますが、中でもフリーWifi経由のハッキングも以前から有名な原因の一つです。
今回はフリーWifi経由ハッキングの詳細と対策について解説します。
フリーWifiでメタマスクがハッキングされる!?
メタマスクがハッキングされる原因には、スキャムサイトに繋いでしまうとか、偽のファイルをDLしてしまうなど様々です。
中でもフリーWifiに繋いでしまった端末から、メタマスクにハッキングされるという噂も以前からあります。
「フリーWifiが怪しい!」とされるハッキング被害例
Twitterで「メタマスク フリーWifi」と実際に検索してみます。
いくつかのツイートが表示され、実際にフリーWifiに繋いだらハッキング被害に遭ったという人の声が見られます。
特にホテルのWifiからの被害報告が多い印象です。ホテルは毎日多くの人が長時間利用するため、ハッカーからも狙われやすいと言えるでしょう。
フリーWifiを使わずメタマスクを外で使うための対策
やはりメタマスクを入れている端末では、フリーWifiに繋がないようにすることが安心です。
しかし外出時に使いたいという人も多いと思います。その際の対策を2つ紹介します。
①スマホのテザリングでPCを使用する
パソコンのメタマスクを使用する際は、スマホのテザリングを使用することでフリーWifiを避けることができます。
ただしスマホのデータ消費量が多くなりますし、速度に不満があるという方も多いと思います。
また、スマホを開いてテザリングを設定する手間もいちいちめんどくさいものです。
テザリングが苦手な人は、次の対策を考慮しましょう。
②ポケットWifiを契約する
ポケットWifiを使えば、テザリングを用意する手間も無く、それなりの速度でインターネットを使うことができます。
月々の料金はかかりますが、フリーWifiのハッキングリスクが無くなることを考えれば、安い買い物と言えなくもないでしょう。
月額料金は、使用するデータ量によります。データ無制限であれば4000円と少し。データを控えめにするならば3000円以下で抑えることも可能でしょう。
フリーWifiの契約先は色々な種類がありますので、自身に合ったものを選びましょう。
例えば以下のようなクラウドWifiであれば最安2580円から使用可能で、契約期間の縛りもありません。試しに使用してみるのも良いでしょう。
ちなみに私もシンプルWifiというポケットWifiを使用しています。月額4000円以上で高いんですが、データ無制限なので家でも重宝しています。
まとめ
メタマスクは便利なツールですが、セキュリティに関しては常に慎重さが求められます。
上記の注意点とセキュリティ対策を実践することで、メタマスクを安全に利用し、ブロックチェーンの世界をより安心して探索できるでしょう。
フリーWifiのリスクをしっかりと踏まえた上で、対策をしながらメタマスクを使用していきたいものです。
フリーWifi以外のハッキング事例
暗号資産(仮想通貨)がメタマスクからハッキングされる7つの行動を以下のブログにまとめています。ぜひ暗号資産初心者の方から中級者の方まで参考にしてみてください。