LSD(リキッドステーキングデリバティブ)は、イーサリアムをステーキングしながら運用可能にしたものです。
今回はLSDについて、stETH・rETH・cbETH・swETHの違いも踏まえて解説します。
暗号資産(仮想通貨)のLSD(Liquid Staking Derivatives)とは
LSDは、Liquid Staking Derivativesの略です。イーサリアムをステーキングしながら運用可能にしたものです。
特定のプラットフォームにイーサリアムをステーキングすることで、それに対応したトークンが貰えます。
それがstETHやrETHなどです。
stETH・rETH・cbETH・swETHの違い

例えばLidoにイーサリアムをステーキングしたらstETHが貰えて、それを運用(再ステーキング)することができます。

同じようにRocket poolにステーキングしたらrETHが貰えます。

CoinbaseにステーキングしたらcbETHが貰えます。

SwellにステーキングしたらswETHが貰えます。
リキッドステーキングトークンを再ステーキングできる
貰ったstETHなどは、他のプラットフォームで再ステーキングできます。
例えばエアドロが期待されているEigenlayerには、stETH・rETH・cbETHをステーキングできます。ただし人気なので今は空き待ちの状態です。
swETHはPendleやBunniなどに再ステーキングできます。ただしガス代は高いです。
LSDを使うメリット
先日 $MAV のエアドロがありましたが、対象になったのはswETHをMavericで運用していた人が多かったようです。
同じようにLSD系プロジェクトのエアドロが続く可能性があるので、触っておくと良いことがあるかもしれません。
LSDに参加するならETHを用意する必要がある
リキッドステーキングを行うためには、ETHを用意する必要があります。
ETHは国内取引所の「bitbank」や「GMOコイン」などで購入することができます。この2つは私もお気に入りの取引所です。
コインチェックではETHは販売所でしか購入できず、かなりのスプレッド(実際の市場価格からの差)があるため注意しましょう。私はいつもETHは「bitbank」「GMOコイン」で買っています。