昨今では国内でもNFTブームが起こり、数々の投資家やクリエイターの方たちが参入してきています。
初心者にとってNFTは難しいイメージがあるかもしれませんが、購入にしても出品にしても、やり方を一度覚えれば簡単です。
この記事を読むことで、暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンが全くの初心者の方でも、NFTの購入方法と出品方法が理解できるようになっています。
後半部分では基礎的な取引方法に加えて、おすすめのNFTマーケットプレイスや、NFTの取引手数料をお得にする方法も解説しています。
NFT初心者の方だけでなく、中級者以上の方も最後までご覧いただければ幸いです。
NFTとは?定義と特徴について
初めに、NFTの定義や特徴について解説します。
NFTの定義|デジタルデータを所有する時代
NFTとは、「Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)」の略です。
日本語では「※非代替性※トークン」とも呼ばれます。
※非代替性とは、言葉の通り”代えがきかない”こと。自分が所有するものであるという証明や、唯一無二のオリジナル作品であると証明することができるため、アートとも非常に相性がいいのです。
※トークンとは、ブロックチェーン技術を用いて作られたものです。そのため、NFTと暗号資産(暗号資産(仮想通貨))の仕組みはほとんど似たようなものと考えれば良いでしょう。
まとめると、NFTはブロックチェーン技術を用いて、画像や音声などのデジタルファイルに、自分が所持するものであるという”所有権“や、唯一無二であるという”本物の証明“を付与することができるものということです。
NFTの特徴
NFTの特徴としては、以下の5つがあります。
- 誰でも作成することができる
- 暗号資産(仮想通貨)(ETHなど)で売買できる
- ウォレットにNFTを保存できる
- ウォレット同士でNFTを送信できる
- 作者にインセンティブ(報酬)が入る
誰でも作成することができる
NFTの作成には難しい知識は要らず、誰でもPNGなどの画像データを用いて作成することができます。既にあるデジタルデータをNFTに変換するといったイメージです。よくある誤解なのですが、初めからNFTとしてアートを1から作成する必要は無いわけですね。
ただし基本的にはガス代と呼ばれる手数料がかかるため、暗号資産(仮想通貨)をウォレットに保持しておくことが必要です。
暗号資産(仮想通貨)で売買できる
最近では日本円で売買できるNFTマーケットプレイスも登場していますが、基本的にはNFTは対応しているチェーンの暗号資産(仮想通貨)にて売買します。この内容に関しては「NFTを購入する」の章にて詳しく後述します。
ウォレットにNFTを保存できる
NFTは基本的には暗号資産(仮想通貨)のウォレットに保存することになります。定番のツールはMetamaskと呼ばれるウォレットです。これもまた記事の後半にて説明いたします。
ウォレット同士でNFTを送信できる
ウォレット同士で送信することで、譲渡も可能です。個人でウォレットを小分けにしてNFTを保存することもできます。ただしガス代と呼ばれる手数料はかかります。
作者にロイヤリティが入る
自分が作成したNFTが二次流通で取引されることで、その内の数%が作者の利益(ロイヤリティ/印税)となります(OpenSeaの設定にもよる)。これもNFTがアートと相性が良いといわれている所以の一つです。
NFTの可能性~日本・世界のアート市場を変える~
今後、NFTがどう世界を変えていくのでしょうか。
有識者によれば、NFTは今後アートを始めとした市場や文化など、様々な分野に影響を与えていくと予測されています。
NFTはアート市場を変える可能性がある
これまで、イラストレーター(絵描き)さんが自身のアートで生計を立てたいという場合でも、その方法がかなり限定的でありました。
coconala(ココナラ)やSKIMA(スキマ)などを使って、イラスト・アイコン作成依頼の受注をすることがポピュラーな方法でもありました。
ただしその単価は1,000円~10,000円ほど。しかもプラットフォームに支払う手数料も20%程度と高額です。知名度のない個人クリエイターが、イラスト・アイコン受注だけで生計を立てることは難しかったのです。
そこで登場したのがNFTです。自身の作成したイラストを、”所有権が明確なNFTアート作品“として売りに出すことができ、数万円どころか数十万円~数百万円以上で取引されることもあります。
さらに二次流通によるロイヤリティ(印税)も作者に半永久的に入り続けるため、NFTクリエイターとして人気になれば、かなりのリターンを期待できるというわけです。
今後、様々な個人アーティストがNFT界隈へと参入していくことでしょう。
有名な日本人NFTアーティストを紹介
既に活躍している日本のNFTアーティストさんを、5名紹介していきたいと思います。
さいとうなおき(NaokiSaito)さん
さいとうなおき(@_NaokiSaito)さんは、Youtubeチャンネル登録者数90万人以上を抱える、日本の著名アーティストです。
ポケモンカードのイラストレーターとしても有名で、海外でもかなりの知名度があります。特に人気の”がんばリーリエ”のカードなどは、20万円~30万円以上の価値が付いてましたね。
さいとうなおきさんのNFTはこれまで高額で取引されており、最高額はおそらくBRILLIANTシリーズ最新作の25ETH(約700万円)でしょう。日本のクリエイター界におけるNFTブームの火付け役にもなっています。
さいとうなおきさんのNFT販売ページ↓
村上隆(takashi murakami)さん
村上隆(@takashipom)さんは、日本の有名な現代美術家であり、映画監督など幅広く活躍されています。
現在ではNFTの分野にも参入してきており、Murakami.Flowersというプロジェクトの立ち上げを行っています。
その知名度と人気の高さから、いま最も世界で注目されているNFTアーティストの一人。まだ目立った販売はしていないので、今後どのようにNFTが販売され、価格がどう推移していくのか注目です。
せきぐちあいみ(aimisekiguchi)さん
VR/AR/MR/NFT/Metaverseアーティストのせきぐちあいみ(@sekiguchiaimi)さん。
先進的なVRアートで有名で、以前はテレビ番組の「マツコ会議」にも出演していましたね。
最近ではNFT界にも参入されており、注目が集まっています。せきぐちあいみさんのような動きのあるVRアートも、NFTにすることが可能なのですね。引き込まれるような作風で、科学の進歩を感じさせてくれます。
せきぐちあいみさんのNFT販売ページ↓
おにぎりまん(onigiriman)さん
おにぎりまん(@onigiriman1998)さんは、日本のNFT界でかなり初期から活躍していたアーティストです。もともとは暗号資産(仮想通貨)払いでイラストを受注していたこともあり、暗号資産(仮想通貨)界隈でも高い知名度がありました。
クールで個性的な女の子のイラストを手掛けており、そのNFTは界隈でもかなりの人気を誇っています。
過去にはNFTプラットフォーム(tofuNFT)ともコラボをし、NFTを一晩で3000個完売させた実績も。このような大量限定販売(コレクティブル)系の方法を実現させたのは、おそらく日本初ではないでしょうか。
おにぎりまんさんのNFT販売ページ↓
ビットコヌシ(bitconusi)さん
ビットコヌシ(@bitconusi)さんも、暗号資産(仮想通貨)界隈で人気の高いクリエイターの一人です。これまで様々な暗号資産(仮想通貨)プロジェクトにイラストレーターとして参画していました。
代表的なプロジェクトはCONUSIVERSEで、実に様々なバリエーションのコヌシがあります。(私の知人曰く、子供にもすごい人気なんだとか。)
NFT保有者はアイコンに使用する権利やエアドロップ等のメリットが得られます。二次創作やコミュニティでの交流も活発ですね。
他にもSUPER CRYPTO MANというプロジェクトにクリエイターとして参加しており、ビックリマンシールをオマージュした、クオリティの高いNFTを作成しています。国内トップクラスのブロックチェーンゲームである「マイクリ」とコラボした実績も。
ビットコヌシさんのNFT販売ページ↓
NFTを購入する下準備編!NFTマーケットプレイスとチェーンの違い
この章では、NFTを購入する前の下準備について紹介します。
この章を読むことで、最適なNFTマーケットプレイスを選び、気になるNFTのチェーンを調べる知識を身につけることができます。
NFTマーケットプレイスを選ぶ
まずはNFTを購入するための、有名なNFTマーケットプレイスについて紹介します。
それぞれ購入する方法や特徴も違いますので、しっかりと確認しておきましょう。
海外のNFTマーケットプレイス
海外のNFT販売サイトには様々な種類がありますが、とりあえずは最も有名なNFTマーケットプレイスである「OpenSea」を押さえておくと良いでしょう。OpenSeaでは様々なNFTが販売されており、後述するイーサリアム(ETH)もしくはイーサリアム(Polygonチェーン)で購入することができます。
他には、「Foundation」を使用している日本のNFTアーティストも多いです。FoundationはOpenSeaとは違い、招待制であることとオークション形式であることが特徴です。招待制のため著名なアーティストの作品が多く、オークション形式のため作品が高額で取引されやすくなっています。
国内のNFTマーケットプレイス
国内のNFT販売サイトの特徴としては、日本円で取引できるところが多いのが特徴です。
まだ始まったばかりのNFTサービスが多いため、評判もしっかりと加味して選ぶ必要があります。個人的には「ANIFTY」がアニメ系の可愛いNFTが多く、Twitterで有名なアーティストさんも参加しているので覗いてみるのがおすすめです。
とはいえ、やはり一番知名度があるのは海外のNFT販売サイトであるOpenSeaです。よって本記事では、OpenSeaを使うと仮定してNFTの購入方法を解説していきます。
欲しいNFTのチェーンを確認しよう
まずOpenSeaで販売されているNFTには、2種類のチェーンがあることを知っておきましょう。
上の画像はさいとうなおきさんのNFT販売ページ(Naoki’s stamp collection)から引用したものですが、「Price」の部分にご注目ください。
値段が書かれているすぐ横に、黒色のアイコンと、紫色のアイコンの2種類がありますよね。
これらのアイコンは、それぞれイーサリアム(Ethereum)チェーンと、ポリゴン(Polygon)チェーンのNFTであることを表しています。
イーサリアム(Ethereum)チェーンのNFT
王道とも言うべき、最もポピュラーなチェーンのNFTです。
イーサリアムチェーンのNFTは、暗号資産(仮想通貨)のイーサリアム(ETH)で購入することができます。
有名なNFTのほとんどがイーサリアムチェーンのNFTですが、デメリットとしてはガス代(手数料)が高いということが挙げられます。
ポリゴン(Polygon)チェーンのNFT
こちらはポリゴン(Polygon)チェーンのNFTです。
ポリゴン(Polygon)チェーンのNFTは、ポリゴン(Polygon)チェーンのイーサリアムで購入することができます。
ガス代(手数料)が安いため、安価なNFTの場合はポリゴン(Polygon)チェーンを採用していることが多いです。
しかし、ポリゴン(Polygon)チェーンのイーサリアムは入手するのに少々手間がかかるのが欠点です。入手方法については後述しますが、以下の記事にも詳しく解説しています。
※他にも赤いイーサリアムのアイコンもありますが、これは入札用のWETHと呼ばれるものです。特に気にする必要はありませんが、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
BSC・Solana・ICP・WAXなど様々なチェーンのNFT
OpenSeaではETHチェーンとPolygonチェーンのNFTしか扱っていないのですが、その他のNFTマーケットプレイスでは様々なチェーンのNFTを扱っています。
BSCチェーンでのNFT販売サイトではNFTradeなどが有名ですし、SolanaチェーンのNFT販売サイトではMagic Edenなどが有名です。それぞれBNBやSOLなどの通貨を使って取引をします。
ただし日本人アーティストで、ETHチェーン・Polygonチェーン以外のNFTを作成している方はほとんど居ません。購入するにしろ出品するにしろ、まずはETH・Polygonチェーンの勉強からしっかり始めていくのがおすすめです。
NFTを購入する方法を解説①イーサリアムチェーン編
それでは、実際にNFTを購入する方法を解説していきます。
今回は最もポピュラーなNFTの種類である、イーサリアム(ETH)チェーンのNFTを購入する方法を解説します。
イーサリアムを用意するにあたって、手数料を最大限に抑えたやり方を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 暗号資産(仮想通貨)イーサリアムを購入する
イーサリアム(ETH)を購入するのにおすすめの取引所は、GMOコインです。(次点ではbitbank)
なぜかというと、GMOコインは取引手数料も送金手数料も無料なので、最もお得にイーサリアムを購入&送金することができます。
くれぐれもコインチェックなど、イーサリアムの購入に手数料(スプレッド)が大幅にかかる取引所は使用しないようにしましょう。
GMOコインなら最短10分で口座開設できますが、本人確認のコードが届くまでに時間がかかることがありますので、早めに開設しておきましょう。
用意するものは、本人確認用の運転免許証などがあれば十分です。
費用はもちろんかからないので安心してください。
国内の取引所ですので開設方法に迷うことは無いと思いますが、詳しい開設方法については以下の記事をご覧ください。
GMOコインの開設が終わり、入金まで済ませたら、あとはイーサリアムを購入するだけです。
ただし、ここで注意点があります。
GMOコインには「販売所」と「取引所」の両方があるのですが、イーサリアムはくれぐれも「取引所」の方で購入することをおすすめします。
販売所の方では、イーサリアムをGMOコインから直接買うということになるので、余計な手数料(スプレッド)がかかってしまうからです。
まず↓の画像のように、「取引所」の「現物取引」というところを押して、取引画面に行きます。
また、Maker取引をすることによって余計な手数料を節約できます。
Maker取引とは指値取引のことで、Maker取引をすることで手数料がかかるどころかむしろ還元されるようになります。
以下の画像が、指値取引での購入画面です。「Post-Only」というところにチェックを付けておけば、必ずMaker取引で注文ができます。
以上、GMOコインにおけるお得なイーサリアムの購入方法でした。
2. イーサリアム(ETH)をMetamaskに送金する
GMOコインで購入したイーサリアムを、Metamaskに送金しましょう。
Metamask(メタマスク)とは、有名な暗号資産(仮想通貨)ウォレットです。GoogleChromeの拡張機能やスマホアプリがあり、無料で使用することができます。(利便性の面ではGoogleChromeの拡張機能がおすすめです。)
Metamaskの導入方法について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
3. OpenSeaにMetamaskを接続して取引をする
イーサリアムを送金したMetamaskを、OpenSeaに接続しましょう。
一番上の「MetaMask」をクリックすると、自動的に接続されます。(自動で接続されない場合は、Metamask側で接続確認をしてみてください)
あとはOpenSeaで欲しいNFTを選び、「BuyNow」ボタンを押して取引しましょう。
イーサリアムチェーンでの取引はガス代も高く、一度の購入で数十ドルほどかかることが多いですので注意しましょう。
NFTを購入する方法を解説②ポリゴンチェーン編
PolygonチェーンのNFTを購入するには、Polygonチェーンのイーサリアムが必要です。紫色のイーサリアムのアイコンで表されるものですね。
Polygonチェーンのイーサリアムを入手する手順としては、以下の5つの手順を踏みましょう。少し面倒ですが、手数料をかなり抑えることができる方法です。
- GMOコインでビットコインを購入する
- Binance取引所へビットコインを送金する
- Binanceでビットコインを使ってMATICを購入する
- MATICをMetamaskウォレットにPolygonチェーンで送金する
- QuickSwapでMaticからETH(polygon)へ変換する
以上のステップを終えたら、OpenSeaにてNFTを購入する準備が整います。注意点やコツも含め、順番に解説していきますね。
1. GMOコインでビットコインを購入する
まずは国内取引所のGMOコインでビットコイン(BTC)を取引所の現物取引で購入しましょう。
- なぜGMOコインかというと、出金手数料が無料なのがGMOコインだけだからです。例えばコインチェックだとBTCの出金手数料が0.0005BTCかかります。今のレートだと約2500円くらいですね。結構大きいので注意しましょう。
- なぜBTCかと言われると、このあとBinanceで取引する際にBTCペアで取引できるので無駄な取引回数を減らせるからです。
また、注意点としてはGMOコインの「販売所」の方では買わないようにしましょう。必ず「取引所」の現物取引を使うようにします。(販売所で買うとかなり手数料[スプレッド]を持っていかれます)
また、注文はMakerで出すことをおすすめします。GMOコインの取引手数料は、Maker注文だと-0.01%で、Taker注文だと0.05%。Makerだと手数料がわずかに還元されてむしろプラスとなります。Makerというのは指値注文のことで、例えば700円で取引されているところに750円で売りに出すなど、価格を提示して取引が成立するのを待つ方法です。
GMOコインをまだ開設していない方は、以下の記事をご覧ください。
どうしてもGMOコインが嫌という方は、bitbankでXRPを購入してBinanceに送るというやり方でもオッケーです。XRPは送金手数料が10円分くらいしかかからないので。ただ、XRPだとBinanceで一度BUSDとかBTCに変換する必要があります。
なお、くれぐれもコインチェックの販売所でBTCやETHを買うなどという高い手数料がかかる行為はおすすめしません。
2. Binance取引所へビットコインを送金する
GMOコインで買ったBTCを、海外取引所のBinanceへ送金しましょう。
Binanceは世界的にも有名な暗号資産(仮想通貨)取引所であり、様々なアルトコインが購入できます。
また、この後で使用するMATICという暗号資産(仮想通貨)をPolygonチェーンで出金できるので非常に便利です。
※時期によっては、BinanceからMATICが出金停止になっていることもあります。その場合はAscendEXなど他の取引所経由を試してみてください。
Binanceの登録方法については、以下の記事をご覧になってみてください。
3. BinanceでビットコインとMATICをトレードする
Binance取引所にBTCが着金したら、次はMATICという暗号資産(仮想通貨)を購入します。MATICはPolygonチェーンでガス代に使用する通貨なので必須です。(MATICの正式名称がPolygonです。今でこそPolygon Networkという名称ですが、昔はMatic Networkという名称でした。)
ただし、その前にBTC/BNBペアにて、BNBを少額購入しておくことをおすすめします。BNBとはBinanceが発行している暗号資産(仮想通貨)です。Binanceでは取引手数料をBNBで支払うことによって、取引手数料を25%割引することができます。
Binanceは暗号資産(仮想通貨)を続けていれば良く使うことになるであろう取引所ですので、BNBは残しておくと良いと思います。
ちなみにBinanceではMakerでもTakerでも取引手数料は変わりません。基本が0.1%に設定されており、BNBを使用すれば0.075%となります。
4. MATICをMetamaskウォレットにPolygonチェーンで送金する
Binanceで購入したMATICを、MetamaskウォレットにPolygonチェーンで送金します。
Metamask(メタマスク)は暗号資産(仮想通貨)で定番のウォレットアプリです。Metamaskの導入方法については以下の記事をご覧ください。
なお、BinanceからMATICを出金する際は、Polygonネットワークを選ぶのを間違えないようにしましょう。
一番下のMATIC / Polygonという部分ですね。手数料も0.1MATICとかなり安めです。
あとはメタマスクにPolygonネットワークを追加しておきましょう。CryptoTimesさんの以下の記事が参考になります。
5. QuickSwapでMaticからETH(polygon)へ変換する
メタマスクのPolygonチェーンに、MATICが着金された後は、QuickSwapなどPolygonチェーンのDEX(分散型取引所)で、MATICからETHに変換しましょう。
なお、注意点としてMATICは少額残しておくことが必要です。Polygonチェーンではガス代をMATICで使用するため、無ければ取引することができません。ガス代は1回につき1~2円程度なので、そこまで残しておく必要は無いです。
今のレートだと、1000MATICで大体0.56ETHくらいになりますね。
最下部のLiquidity Provider Feeというのが手数料になります。Price Impactというのは取引の際の価格変動で、0.01%未満であれば流動性がしっかりあるということなので安心して取引ができます。
以上、日本円からイーサリアム(ポリゴン)を購入する方法でした。
もし、既に通常のイーサリアムなど他の暗号資産(仮想通貨)を持っていて、それをPolygonチェーンへとブリッジしたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
なお、イーサリアム(ポリゴン)の入手方法としては、コインチェック経由やJPYC経由などの方法も有名ですが、それらは手数料が高いためおすすめできません。その理由も↑の記事で紹介していますので、興味ある方はぜひ一読をしてみてください。
6. OpenSeaにMetamaskを接続して購入をする
イーサリアム(ポリゴン)とMaticを用意したMetamaskを、OpenSeaに接続しましょう。
一番上の「MetaMask」をクリックすると、自動的に接続されます。(自動で接続されない場合は、Metamask側で接続確認をしてみてください)
あとはOpenSeaで欲しいNFTを選び、「BuyNow」ボタンを押して購入しましょう。
Polygonチェーンでの取引はガス代も安く、一度の購入で手数料が数円~数十円分しかかかりません。非常に有難いですね。
なお、Polygonチェーンのトランザクションが詰まってなかなか取引が成立しない場合は、以下のYoutube動画を参考にしてみてください。ガス代やRPC設定を見直す必要があります。
NFTを出品する下準備をしよう!販売サイトの決定とイラストデータの準備
ここからは、NFTを出品するための方法について解説していきます。
まずはNFTを出品するための下準備編ですね。
1. 出品するNFT販売サイトを決める
NFTを出品するための、有名なNFT販売サイトについて紹介します。それぞれ出品する方法や特徴も違いますので、しっかりと確認が必要です。
海外のNFT販売サイト
海外のNFT販売サイトには様々な種類がありますが、最も有名なNFTマーケットプレイスである「OpenSea」を押さえておくと良いでしょう。OpenSeaではNFTの作成から出品まで行うことが可能であり、イーサリアムチェーンもしくはPolygonチェーンのNFTに対応しています。
他には、「Foundation」を利用してNFTを出品している日本のNFTアーティストも多いです。FoundationはOpenSeaとは違い、招待制であることとオークション形式であることが特徴です。招待制のため登録できるまでのハードルは高いですが、その分クオリティが高いNFTも集まるため、比較的に作品が高額で取引されています。
OpenSeaとFoundationの二刀流というアーティストの方も多いですので、初めはOpenSeaで試してみて、慣れてきたらFoundationに進出するという方法も良いかと思われます。
国内のNFT販売サイト
国内のNFT販売サイトの特徴としては、日本円で取引できるところが多いのが特徴です。
まだ始まったばかりのNFTサービスが多いため、評判もしっかりと加味して選ぶ必要があります。個人的には「ANIFTY」がアニメ系の可愛いNFTが多く、Twitterで有名なアーティストさんも参加しているので覗いてみるのがおすすめです。
とはいえ、やはり断トツで知名度があるのは海外のNFT販売サイトであるOpenSeaです。NFTアーティストを名乗るのであれば、OpenSeaの使用方法は学んでおくべきでしょう。
よって本記事では、OpenSeaを使うと仮定してNFTの出品方法を解説していきます。
2. 出品するイラストデータを準備する
NFTは初めからNFTとして作る必要はなく、元々あるイラストデータをNFTにすることができます。そう、NFTを作るのって意外と簡単なんです。
OpenSeaに記載されている、対応拡張子は以下の通り。
JPG, PNG, GIF, SVG, MP4, WEBM, MP3, WAV, OGG, GLB, GLTF
イラストであれば、基本的な拡張子であるJPG、PNGのデータを用意すれば良いでしょう。他にも動画であればMP4や、音楽であればMP3などのデータもNFTにすることができます。
ただしファイルの最大サイズは100MBまでなので注意しましょう。
3. Metamaskウォレットを用意する
Metamask(メタマスク)は暗号資産(仮想通貨)で定番のウォレットアプリです。Metamaskの導入方法については割愛しますが、コインチェックの解説記事などが分かりやすいので参考にしてみてください。
スマホアプリ版など様々なバージョンがありますが、利便性の面からはGoogle Chromeの拡張機能として使うのがおすすめです。
NFTの出品方法をわかりやすく解説!OpenSea編
前章にて出品の下準備が終わったところで、この章では実際にNFTを出品する方法を解説していきます。
今回は定番のOpenSeaの場合で解説させていただきますが、他の場所で出品したい場合も応用できるかと思いますので、ぜひ本章でNFTの出品方法を学んでいってください。
1. OpenSeaでコレクションページを作成する
コレクションページとは、NFTの販売ページのようなものです。
自身のブランドイメージにも繋がりますので、しっかりと入力していきましょう。
My Collectionsの新規作成
OpenSeaにアクセスし、右上のアイコンの上にマウスを合わせると、「My Collections」のタブが出現しますのでクリックします。
次に「Create a collection」をクリックして、コレクションページの作成に移りましょう。
ロゴやバナーを設定する
ロゴイメージや、バナー画像を設定しましょう。赤い米印が付いているものは必須ですが、それ以外は飛ばしても構いません。(画像は分かりやすいよう日本語に翻訳しています)
あとはページの名前やSNS連携など、基礎的な設定をしていきましょう。
Creator earningsやブロックチェーンの設定をする
おそらく悩むのがこの部分ではないかと思われます。
「Creator earnings(クリエイターの収益)」というのはロイヤリティ(印税)のことで、最大10%まで設定できます。後から変更も可能ですので、適当に2.5%程度にしておくのが無難でしょう。
パーセンテージを設定したら、あとは収益受け取り用に、下準備しておいたMetamaskウォレットのアドレスを入力しましょう。
ブロックチェーンの設定に関しては、あくまでデフォルトでの設定なのでどちらでも構いません。通常はEthereumで良いかと思いますが、100ドル以下の低価格のNFTを販売するつもりであれば、ガス代が安いPolygonにしておくのが無難かと思われます。
支払いトークンに関しても、特に追加する必要はありません。
再設定に関しては「My Collections」ページの「Edit」から行うことができます。
ちなみにコレクションページは複数作成できますので、様々なシリーズのNFTコレクションページを作成しても面白そうですね。
2. OpenSeaでNFTを作成する
用意しておいたデジタルデータを使って、実際にNFTを作ってみましょう。
画面右上の「Create」ボタンをクリックします。
「Create New Item」の画面に移動しますので、作成するNFTのデータを入力していきます。
まずは基礎的な項目になります。
- Name:NFTの名称を設定します。英語で入力している人が多いです。
- External Link:自分のNFT紹介サイトなど持っている場合はURLを入力。無ければ飛ばして大丈夫です。
- Description:NFTの説明を入力します。英語で入力している人が多いです。関連するURLを入力している場合も多いです。
- Collection:先ほど作成したコレクションを選びましょう。
ここからは少々難しい項目になります。
Properties
Properties(プロパティ)。NFTに関する追加情報を入力することができ、長方形の形で表示されます。
特にこだわりが無ければ入力しなくて大丈夫です。
Levels
Levels(レベル)。プログレスバーの形で表現できる数値特性です。
特にこだわりが無ければ入力しなくて大丈夫です。
Stats
Stats(統計)。数字として表示される数値特性です。
特にこだわりが無ければ入力しなくて大丈夫です。
残りの項目は簡単なものですので、簡潔に解説します。
- Unlockable Content:NFTの所有者のみが閲覧できるコンテンツです。NFT所有者だけが知ることができる秘密のサイトやパスワードなど設定しても面白いかもしれませんね。
- Explicit & Sensitive Content:NFTの内容がセンシティブなものに該当する場合はチェックを入れます。基本は無視して大丈夫です。
- Supply:鋳造できるNFT数の上限ですが、現在は1しか設定できないようです。今後のアップデートで設定可能になる様子。
- BlockChain:イーサリアムチェーンとPolygonチェーンから選ぶことになります。これは大事ですので、次のステップで詳しく説明します。
- Freeze metadata:NFTのデータを凍結させ、変更できなくします。これはNFTを一度作成した後に設定するもののため、とりあえずは無視しておきましょう。
3. NFTのチェーンをイーサリアムとPolygonのどっちで出品するか選ぶ
NFTのチェーンを、イーサリアムかPolygonのどちらで作成するか決めましょう。
- イーサリアムチェーンのNFT…ガス代(手数料)が高い。ただし王道な分、NFTに高い価値が付きやすい傾向があるので、高い価値を付けて欲しい渾身の作品であればイーサリアムチェーンを選ぼう。
- ポリゴンチェーンのNFT…ガス代(手数料)が安い。出品の際にも、取引の際にも有難い庶民の味方。大量流通型のNFTの場合や、NFTの値段を安価に設定するつもりならポリゴンチェーンを選ぼう。
どうしても決められない場合は、他のNFTクリエイターさんはどうしているのか確認したり相談してみると良いでしょう。
4. 出品用のガス代を用意する
イーサリアムチェーンのNFTを出品するのであれば、ガス代用にイーサリアム(ETH)をMetamaskに用意しましょう。ガス代は日々変動しますが、一応は最低でも100ドル分程度は用意しておきたいものです。
イーサリアムを用意する際は、GMOコインを使用するのがおすすめです。取引手数料・送金手数料が無料なのでお得にETHを入手できます。詳しくは以下の記事をご覧ください。
ポリゴンチェーンのNFTを出品するのであれば、ガス代用にMATIC(Polygon)をMetamaskに用意しましょう。最低でも0.1ドル分くらいあれば大丈夫ですが、不安であれば1ドル以上は用意しておくと良いでしょう。
MATICの入手方法については、Binanceを利用するのがおすすめです。下の記事はETH(Polygon)の入手方法の記事ですが、途中でMATICの購入方法も解説していますので、参考にしてみてください。
5. NFTを出品する
ガス代が用意出来たら、いよいよNFTを出品しましょう。
NFTページ右上の、「Sell」ボタンをクリックします。
出品の仕上げに入りますが、初回出品時のみここでガス代を2回支払う必要があります。(画像は2回目以降の出品なのでガス代の画面が表示されていません)
ガス代を支払い、Metamaskで承認が完了すれば、NFTの出品が完了です。あとはTwitterなどのSNSで広報したりして、購入されるのを待ちましょう。
プロフィールのセッティングでメールアドレスを入力し、「Notification Settings」で通知を設定しておけば、購入された場合にメールで通知が届くので便利です。
NFTに価値が付く理由と、高額NFTの紹介
高値で取引されているとニュースで話題のNFTですが、なぜNFTに高い価値が付くのかについて解説していきます。
NFTになぜ高い価値が付くのか
NFTに価値が付く理由について、私の見解を示させていただきます。
歴史的価値
NFTの起源は2017年ごろと言われています。そのため、2017年ごろに作られた歴史あるNFTは価値が高い傾向にあります。
遊戯王などのカードゲームでも、初期のレアカードはかなり価値が高いですよね。しかし、必ずしも古ければ良いというわけではないことに注意してください。
限定的価値
個数が決まっているNFTは、知名度が上がるごとに手に入れるのが難しくなるため、限定的な価値が生まれます。今も1,000個限定や、10,000個限定のNFTプロジェクトは多くありますね。
ブランド的価値
NFTプロジェクトが有名になって価値が高まると、現実のファッションブランドなどと同じで、ブランド的価値が生まれます。
TwitterなどSNSのアイコンを、自分が所持している高額NFTにするインフルエンサーも多いですね。それはすなわち、ネットの世界にて高額なブランド品(ロレックスなど)を所持しているのと同じことになるわけです。
高額NFTの紹介
NFTに価値が付く理由を踏まえ、これまで億越えで取引された、有名な高額NFTを紹介していきます。
- EtherRock
- Bored Ape Yacht Club (BAYC)
- かぼすちゃん
- CryptoPunks
- Everydays—The First 5000 Days
①EtherRock
こちらはEtherRockと呼ばれ、石の画像のNFTです。なんと取引された価格は1.4億円!
様々な色のバージョンがありますが、数は100個限定。また、2017年製というかなり初期のころのNFTであることから、このような高額で取引されています。
②Bored Ape Yacht Club (BAYC)
こちらは様々な猿のアートのNFTです。頭文字を取って、通称”BAYC”。
最高額としては約3.3億円で取引されています。
主にセレブに人気で、ジャスティンビーバーなど有名人も購入したことで注目されています。
③かぼすちゃん
こちらは日本の方が飼っている柴犬の写真のNFTです。名前はかぼすちゃん。
有名な暗号資産(仮想通貨)である、Dogeコインの元ネタ(モチーフ)となっています。そのため約4.7億円の価値が付きました。
飼い主のかぼすママは、NFTの売り上げをチャリティーへ寄付したとのことです。
④CryptoPunks
おそらくNFTの中でも最も有名な作品でしょう。
10,000個限定のNFTであり、様々な人の顔が描かれたアート作品です。
最古のNFTプロジェクトとされており、もともとは無料配布でした。それが今や人気なものは約27億円。なんとも夢のある話です。
⑤Everydays—The First 5000 Days
約75億円という、NFT過去最高額で落札されたともいわれている作品。作者はBeepleさん。
13年間の日々の仕事の成果を集約したものです。今後この価格を上回るNFTが現れるのか、注目していきたいところですね。
NFTを始める際の注意点!Metamaskハッキングや偽NFTに注意しよう
最後に、NFTを始める際の大事な注意点について解説します。
NFTを始めるに当たってMetamaskは必需品ですが、そのMetamaskに関するハッキングや詐欺が非常に多いのです。
初心者が陥ってしまいいがちな罠や、NFTアーティストが狙われやすいハッキングについて説明しますので、ぜひ知っておいてください。
1. DMを信じてはいけない
まず初めに気を付けるべきは、DM(ダイレクトメッセージ)を信じてはいけないということです。
DMとは何かというと、Twitter・Telegram・DiscordなどのSNSにおいて、直接ユーザー同士で連絡できるシステムです。
そのDMを使って、詐欺師やハッカーがあなたのMetamaskの資産・NFTを狙っています。
例えばDiscordであれば、こんな感じで詐欺師たちがDMを送りつけてきます。
これらはすべて運営を騙った偽のアカウントであり、偽物のウェブサイトへのリンクを送信してきています。
いかにもそれらしいリンクですよね。かなり巧妙に作られているため、だまされる人も多いものです。
しかし、これらのDM経由でのセールは、100%と言っていいほど偽物ですので必ずウォレットを繋いだりしないようにしましょう。そもそもサイトを開かないのも無難な選択です。
また、NFTアーティストであれば、仕事の依頼を装って詐欺のDMを送ってくることが多いです。その手口の一つについて、次の注意点2で解説します。
2. zipやrarなど圧縮ファイルを開いてはいけない
主にNFTアーティストをターゲットにしているのが、このタイプのハッキング手口です。
絵や仕事を依頼すると言って、資料などの名目でTwitterのDMで「zip」「rar」などの圧縮ファイルを送ってきます。
それを開いてしまうと、メタマスクにハッキングされてしまうという事態が相次いでいます。
かなりの卑怯極まりない手口です…。NFTをOpenSeaで販売している絵師さんの方などターゲットにされやすいみたいなので、特に気を付けてください。
3. Google検索を信じてはいけない
Google検索を信じることも危険です。
「ええ!?」と思われた方も多いかもしれませんが、これが意外な落とし穴なのです。
様々なプロジェクトが出現しては消えていく暗号資産(仮想通貨)界では、Google検索も万能ではありません。
詐欺サイトが検索上位にきているケースもたくさんあるのです。
そのため、特定の暗号資産(仮想通貨)の公式サイトはもちろん、メタマスクのダウンロードだったり、OpenSeaなどのサイトへ飛ぶ際にも、Google検索しない方が無難です。
対策としては、Twitterでサービス名を検索し、その公式アカウントのリンクから飛ぶなどが考えられます。
アカウント名の公式マークや、しっかりとフォロワー人数を抱えているかどうかなどを確認すれば、そのアカウントが偽物であるリスクは低減できることでしょう。(Twitterアカウントが乗っ取られでもしていない以外は)
Twitterが万能というわけではありませんが、天下のGoogleも、暗号資産(仮想通貨)界では信じてはならないと覚えておきましょう。
4. シードフレーズを入力してはいけない
メタマスクのシードフレーズ(ニーモニックフレーズ)や秘密鍵を入力してしまい、資金を抜かれるといったケースも多いです。
シードフレーズや秘密鍵は、一度おしえてしまえば誰でも資金にアクセスできる、いわば「キャッシュカード+暗証番号」のようなもの。
公式っぽいアカウントからメールが来ようと、美味しい話が転がってようと、誰になんと言われようと、絶対に教えないようにしましょう。教えていいのはウォレットアドレスのみです。
ちなみに、DMにおいても運営メンバーを名乗る詐欺師から、シードフレーズを聞かれるケースが多いです。絶対に教えてはいけません。
5. OpenSea内で検索してはいけない
OpenSeaは簡単に誰でもNFTが作れるため、偽物のNFTページが溢れかえっています。
特に、OpenSea内の検索欄で検索すると、偽物のページに飛ばされる確率が非常に高いです。
基本的には、作者の公式Twitterのリンクなどから、OpenSeaのページへ飛ぶことをおすすめします。
更に詳しい、OpenSeaの偽ページ・偽NFTの見分け方については以下の動画をご覧になってみてください。
その他のハッキング・詐欺事例に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧になってみてくださいね。
まとめ
今回はNFTの始め方について、NFTの購入方法・出品方法・注意点・マーケットプレイス選びなど解説させていただきました。
同じブロックチェーン技術を用いている以上、NFTと暗号資産(仮想通貨)は切っても切り離せないもの。正しい知識が無いと、無駄に手数料を支払ってしまったり、ハッキングなどの被害に遭ってしまうことにもなりかねません。
NFTは国境を越えてアート文化を共有・取引できることが利点です。恐れずにOpenSeaやFoundationなど、海外のNFTマーケットプレイスへと足を運んでみましょう。
ぜひNFTに興味がある方は、FTと暗号資産(仮想通貨)(暗号資産)に関する正しい知識を身に着け、楽しいNFTの世界へと足を踏み入れていただけたらと思います。