Starknet.idは、STARKドメインを取得することで独自のStarkNetアイデンティティを構築することができるプロジェクトです。
ETHブロックチェーンにおけるENSであると考えると分かりやすいかと思います。
StarknetエコシステムにおいてDeFiなどを使っている人は、Starknet.idのドメインも取得している人が多い印象です。
今回はStarknet.idについて解説するとともに、ドメインの取得方法についても紹介します。
Starknet.idとは?
One profile,
引用:https://www.starknet.id/
Connected to all the Starknet Ecosystem.
Starknet.idを使えば、Starkドメインを主張してStarknetプロファイルを作成し、エコシステム内のあらゆる場所でそれを使用し始めることができます。
STARKドメインを取得する
例えばStarknetのウォレットアドレスは、 デフォルトでは「0x~」で始まる長いものです。
しかし「.stark」ドメインを登録することで、簡素でアイデンティティが出せるstarknet IDにリンクすることができます。
あらゆるデータをstarknet IDに添付できる
ソーシャルメディアアカウントを含むweb2からENSドメインを含むweb3まで、あらゆるデータをstarknet IDに添付することもできます。
Twitter(X)や、Discordのアカウントを連携することで、自分の活動とSNSがリンクできるようになるわけです。
パートナーにStarknetの主要Dappsも
Starknet.idのパートナーを見てみると、Starknetの主要Dappsやウォレットなどが名を連ねています。
実際にArgentやBraavosウォレットなどにも、ウォレット画面にStarknet IDが表示されるようになります。
Starknet EcosystemのDigital IDの欄に掲載
Starknet Ecosystemにおける「Digital ID」の項目にも、Staknet.idは掲載されています。
Starknet.idが関わるタスクなども多く開催されており、GalxeやStarknet QuestなどでもStarknet.idの名を聞く機会は多いです。
Starknetにおける主要なサービス
以上のことから、Starknet.idはStarknetにおける主要なサービスということができるでしょう。Starknet好きの方は積極的に取得している印象です。
Starknetとは、従来のL1ネットワークと比較して、優れたトランザクション速度、低いトランザクションコスト、最先端のブロックチェーンイノベーションを提供するプロジェクトです。詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
STARKドメインの取得方法
STARKドメインを取得する方法について解説していきます。
Starknetウォレットを準備する
Starknetのウォレットとして、有名なのはArgentとBraavosの2つです。
どちらか好きな方のウォレットを導入し、メタマスクなどから暗号資産(仮想通貨)をブリッジしましょう。導入がまだの方は、以下の記事を参考にしてみてください。
Starknetウォレットにイーサリアムをブリッジする
MetamaskからStarknetウォレットへイーサリアムをブリッジする場合、使用できるプラットフォームはいくつかあります。
最も有名な方法は、StarkGateを使う方法です。
ただしイーサリアムチェーンからしかブリッジ出来ないので、他のチェーンからブリッジしたい場合は、OrbiterやLayerSwapも使うことができます。
手数料はそれなりにかかりますので、注意しましょう。
※Metamaskにイーサリアムが入っていない場合、まずは国内取引所bitbankやGMOコインなどでETHを購入しましょう。
STARKドメインを取得する
Starknet.idのアプリページを開きます。
欲しいドメインの名前を考えて、欄に打ち込みましょう。
取得できるドメインネームを選択する
上は「test」と打ち込みましたが、「Available」と表示されていますので、test.starkは使用可能のようです。
ただしドメインネームの文字数が少ないと、そのぶん値段が上がるので、長い名前の方が節約になります。
必要事項を記入する
メールアドレスなど必要事項を記入します。
また、何年分を購入するかも決めます。こちらも年数によって値段が変わるので、まずは1~3年というのも手だと思います。
STARKドメインを編集する
無事にSTARKドメインをミントできたら、SNS連携など編集することもできます。
また、ドメインの期限を延長することもできます。
STARKドメインの表示を確認しよう
上の画像はArgentのウォレット画像ですが、STARKドメインが表示されていることがわかると思います。
これで自分のウォレットとSTARKドメインが紐づいたことが分かります。
Starknet.idまとめ
Starknet.idはStarknet Ecosystemにも掲載されており、実際に使用している人も多い印象です。
今後StarknetでSTARKトークンが発行される場合、もしかしたらエアドロップの基準に含まれるかもと考える人も多いかもしれません。
実際にStarknet.idはNFTとして発行されますし、NFT保持量も増えることになります。
StarknetはL1と比べてガス代が安めなので、DeFi・NFTなどいろいろとStarknetのエコシステムを触っていきたいですね。
Starknet.idの関連リンク集
Starknet.id公式HP:https://www.starknet.id/
Starknet.id 公式X(Twitter):https://twitter.com/Starknet_id
Starknet.id 公式Discord:https://discord.com/invite/8uS2Mgcsza