DeFi

StarknetのAMMである「Ekubo」について解説

Ekubo
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暗号資産(仮想通貨)界隈でポピュラーとなったDeFi(分散型ファイナンス)の世界は、新たなトークン、プロトコル、およびアプリケーションが次々と登場し、革新的なソリューションが日々生まれています。

そんな中で、StarknetのEkuboは、AMM(Automated Market Maker)の分野においてWeb3界隈からも注目を浴びています。

本記事では、Ekuboの特徴、利点、そしてStarknetのDeFiエコシステムにおけるその重要性について詳しく探究します。

Ekubo公式HP:https://ekubo.org/

Ekuboとは?プロジェクト概要

Ekubo

Ekubo
Starknet’s most powerful AMM
Make markets with unmatched capital efficiency, flexibility, and low fees

Ekuboは、Starknet上で動作するAMMプロトコルです。

Ekuboの詳細と特徴

Ekuboプロトコルは、集中流動性、singletonアーキテクチャ、および拡張機能を特徴としています。

Starknetアーキテクチャを最大限に活用するように設計されており、どこでも最高のスワップの執行と流動性プロバイダーのリターンを提供することを目標としています。

以下に、Ekuboプロトコルの特徴として、他のAMMプロトコルと異なる点を挙げていきます。

Ekuboの「Till」パターンによるガス効率

Ekuboは、「Till」パターンとsingleton設計を使用して、Starknet上の集中流動性に対して最も安価な取引を提供します。

つまり、すべてのプールが単一のコントラクトで管理され、プールに対してスワップしたり、Ekuboでポジションを更新したりする場合、トークンの転送はトランザクションが終了するまで延期されます。

実際、トークンを転送する必要はまったくありません。アグリゲーターは、後で使用するためにそれらを Ekuboに保存し、高価なトークンの転送を完全に回避できます。

その結果、多くのプールにわたって多くのアクションを実行し、必要な最小限のトークン転送のみを行うことができます。

高度に最適化された資本効率の高い設計とStarknetの低料金の組み合わせにより、Ekubo プロトコルは最高のガス実行ネットを提供することができるとのことです。

Ekuboの集中流動性

集中流動性により、マーケットメーカーは指定された価格範囲内で流動性を提供できます。

各流動性プロバイダーはポジションの正確なパラメーターを選択しますが、プール内のすべてのポジションはスワッパーの観点から集約されます。

その結果、流動性プロバイダーが価格範囲内でレバレッジを活用したり、他の場所で未使用の資本から利回りを獲得したりできるため、スワッパーはより良い価格設定を得ることができます。

Ekuboの出金手数料

Ekuboから流動性を引き出すときは、選択したプールのスワップ手数料と同じ手数料を元本から支払います。この手数料は元本にかかるため、

  1. 資本効率が向上するにつれて流動性の割合が減少します。
  2. 時間の経過とともに手数料が発生するため、割合が減少します

したがって、この手数料は、流動性の集中、受動的な流動性、および低手数料のすべてを奨励します。

EkuboはStarknetにおけるAMMプロジェクト

EkuboはStarknetにおけるAMM(自動マーケットメイカー)です。

AMMとは、自動化されたアルゴリズム取引によって特定の市場に流動性を提供するプロトコルのことです。

EKUBOはStarknetにおける流動性提供の選択肢

STARK

EKUBOはStarknetにおける流動性提供で使用することができます。

Starknetは従来のL1ネットワークと比較して、優れたトランザクション速度、低いトランザクションコスト、最先端のブロックチェーンイノベーションを提供します。

Starknetについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

Starknetエコシステムにも掲載されている

Starknet EcosystemにおけるDeFiの項目にもEkuboは掲載されています。

流動性提供する際はセキュリティなど心配になりますが、Starknet Ecosystemに掲載されているということは、プラットフォームとしてはある程度の信頼感があるかと思われます。(使用は自己責任にてお願いいたします。)

Ekuboの使い方は?流動性提供とスワップ

Ekuboのアプリを開くと、流動性提供の画面が出てきます。

Ekuboで流動性提供をする

流動性提供したいペアを選びましょう。USDC-USDTペアや、ETH-USDCペアなど選択できます。

好みのトッププールを選択する

こちらはUSDC-USDTのペアを選択した画面です。

トッププールにいくつか種類があり、それぞれパラメータなどが違います。APRも参考にしつつ、好きなトッププールを選んで、右端の「+」マークを押します。

ポジションの作成

ベーストークンや価格帯を確認していきます。

価格帯は狭めるとプール効率は良くなりますが、そこから離脱したときにどちらかのトークンにすべて変換されてしまい、プールとして機能しなくなります。

不安な場合は価格帯は広くしておく方がいいかもしれません。

Ekuboでのスワップ

Ekuboにおけるスワップの項目を選択すると、AVNUへのリンクに繋がっています。

AVNUはより良いトレードを提供するStarknetのDEXアグリゲーターです。

どうやらEkuboとAVNUはパートナーシップを結んでいるようで、協力体制にあるようですね。

AVNUについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

Ekuboまとめ

StarknetのEkuboは、今後のスタークネットDeFiエコシステムにおいて注目すべきプロジェクトの一つです。

真偽は定かではありませんがEkuboのトークン発行の噂もあり、あくまで可能性ですが触っておくと給付金対象になることもあるかもしれません。

Ekubo関連リンク集

Ekubo公式HP:https://ekubo.org/

Ekubo公式X(Twitter):https://twitter.com/EkuboProtocol

Ekubo App:https://app.ekubo.org/

Starknet Ecosystem:https://www.starknet-ecosystem.com/