昨今ではLayer1(L1)と呼ばれる新興チェーンに注目が集まってきています。
そんな中、私が注目しているLayer1のプロジェクトが”ZetaChain“です。

ZetaChainの一番の特徴は、オムニチェーンと呼ばれています。
ZetaChainブロックチェーンによって、あらゆる価値やデータのオムニチェーン相互運用が可能になるとのこと。
今回はオムニチェーンの詳細だけでなく、仮想通貨ZETAトークンのエアドロップ(給付金)の噂があるテストネットについても紹介しますので、投資家の方々もぜひ参考になさってみてください。

ZetaChainの特徴|オムニチェーンとは
ZetaChain blockchain enables omnichain interoperability of any value or data.
“ZetaChainブロックチェーンによって、あらゆる価値やデータのオムニチェーン相互運用ができるようになります。”
期待のL1プロジェクトであるZetaChainの特徴や、ZetaChainの目指すオムニチェーン構想について解説していきます!
ZetaChainの目指すもの

ZetaChainは、様々なチェーンの相互運用を目指した新興ブロックチェーンプロジェクトです。
現在ではイーサリアム、Polygon、アバランチ、BNBチェーンなどを繋ぐブリッジプロジェクトは多く出てきていますが、ZetaChainはそれらとは一線を画し、違った方法でチェーンの相互運用を可能にしています。
オムニチェーンによる相互運用

こちらはZetaChain JPのTwitterが4月にツイートした画像です。
従来のクロスチェーンでは様々な過程が必要で、さらにプラットフォーム上でそれぞれのチェーンに対応した一定のトークン量保持が不可欠でした。
しかしZetaChainにおいては、非常にシンプルな過程でブリッジが可能になります。その際に使用されるのが仮想通貨ZETAとのことです。
ZetaChainによるオムニチェーン相互運用で、より安全により快適にクロスチェーンスワップが可能になるわけです。

オムニチェーンの構成要素

Omnichain Messaging
Send arbitrary messages and move real value without the need of wrapping or locking assets, from any chain to any chain.
ZetaChain 公式HPより
任意のメッセージを送信し、任意のチェーンから任意のチェーンへ、アセットをラップまたはロックする必要なく、実際の価値を移動します。
Omnichain Smart Contracts
Manage and transact assets and data on multiple chains from a single contract. Build smart contracts for any and all chains, including Bitcoin and Dogecoin.
ZetaChain 公式HPより
単一の契約から複数のチェーンで資産とデータを管理および取引します。ビットコインやドージコインを含むあらゆるチェーンのスマート コントラクトを構築します。
Omnichain Accounts
ZetaChain’s novel TSS architecture lets users and contracts custody and manage assets from a single place, in a secure and decentralized manner.
ZetaChain 公式HPより
ZetaChain の斬新な TSS アーキテクチャにより、ユーザーと契約は、安全かつ分散化された方法で、単一の場所から資産を保管および管理できます。
ZetaChainはCyberConnectやGalxeともパートナー

ZetaChainはSocialFiの大手プロジェクトCyberConnectと提携済みです。
ZetaChainのCyberConnect への統合により、真のオムニチェーンソーシャルネットワークの最初のモデルが導入されるとのこと。
ZetaChainのオムニチェーンスマートコントラクトにより、あらゆるチェーンの資産、データ、および流動性にアクセスして管理できるようです。

また、ZetaChainはGalxeとも提携済みです。
ZetaChainのGalxeへの統合により、OAT、NFT、Vote、IDなどの既存および将来の Galxe製品が完全にチェーンにとらわれなくなります。
ZetaChainはトークンのブリッジだけでなく、NFTなども相互運用が可能となるとのことなので、今後も様々なサービスと提携して用いられることが予想されます。
ZetaChainのテストネットに参加しよう

現在、ZetaChainのプラットフォーム上でテストネットでのクロスチェーンスワップができます。
一週間に一回のスワップで、7000ポイントが入手できます。
テストネットトークンの準備をする

現在、選択できるネットワークは↑の画像の通りです。Goerli・BSC Testnet・Polygon Mumbai・Bitcoin Testnetです。
Goerli ETHについては以下のようなfaucetサイトで入手できます。
テストネットZETAを入手しよう

「Get ZETA」をクリックし、ZETAを入手しましょう。
1日1回、リクエストできます。トランザクションが終わると、3ZETAが入手できます。
ZetaLabsでクロスチェーンスワップしよう

ZETAやGoerli ETHなどをスワップしましょう。(少額すぎるとスワップできなくなっています。)
そうすると一回のスワップで、7000ポイントがたまっていきます。また、紹介リンクを使って誰かがスワップを完了した場合もポイントがたまります。
エアドロが明示されているわけではありませんが、何らかの報酬がある可能性がありますので、無料ですしやっておくにこしたことはないかと思います。
次の章からは、テストネット以外にやっておいた方がいいかもしれないお触りを紹介してい行きます。
ZetaChainのGuildに参加しよう

ZetaChainのGuildでは、様々なロール(役割)を獲得することができます。
GalxeのZetaChain関連のOATと連動しており、「ZETA Supporter」などのロールが手に入りいます。
なにかの報酬があるかは分かりませんが、ZetaChainをお触りする方は合わせてGuildに触れてみるのもいいと思います。
Guild関連で給付金が出たケースはあまり聞きませんが、何があるか分かりませんのでできることはしておきたいですね。
ZetaChainのCREW3に参加しよう

ZetaChainのCREW3では様々なクエストがあり、簡単なタスクでポイントを貯めることができます。
Youtubeやブログなどコンテンツを作ることで、「Contributor」という特別なDiscordロールを手に入れることもできます。
なにかの報酬があるかは分かりませんが、ZetaChainをお触りする方は合わせてCREW3に触れてみるのもいいと思います。
CREW3は様々なプロジェクトが利用していますが、なかなか給付金に繋がった例はないので、ZetaChainはぜひ何らかの恩恵を施してほしいものですね。
ZetaChainのメインネットを触る準備をしよう|仮想通貨の始め方
ZetaChainのメインネットローンチ後は、テストネットではなく実際の仮想通貨が必要となります。
そのため、仮想通貨をまだ持っていない方は、国内取引所を開設して備えておきましょう。
国内取引所で仮想通貨を購入する
国内の仮想通貨取引所は様々あり、一例として以下のようなものが挙げられます。
それぞれ特徴や取り扱い通貨などが違うので、自分に合った取引所を選ぶことが重要です。
今回は、国内でも高い人気を誇る取引所のコインチェックで例を挙げて説明します。
コインチェックの特徴

コインチェックの特徴としては、以下のような点が挙げられます。
- ダウンロード数No.1 (調査:2020年1月 – 12月)
- 取り扱い通貨の数が国内最大級
- 取引所の取引手数料が無料
- NFTマーケットプレイスも展開
- 初心者でも使いやすいUIデザイン
- マネックスという大手の後ろ盾がある
やはりコインチェックは国内でも知名度がかなり高く、取り扱い通貨の数も多いために、使っているユーザーはかなり多い印象です。
コインチェックの登録方法
それでは、実際にコインチェックに登録し、イーサリアムを購入する方法を解説いたします。
ステップ毎に画像付きで解説していますので、初めてで自信のない方もぜひチャレンジしてみてくださいね。
なお、下記に該当する方の登録はできないので気を付けましょう。
- 20歳未満
- 75歳以上
- 日本国外に居住

①コインチェック公式サイトへアクセスしよう
まずはコインチェック公式サイトへアクセスしましょう。

次にコインチェックのサイト右上にある「会員登録」のボタンをクリックします。
②メールアドレスとパスワードを入力しよう

会員登録ページにて、メールアドレスとパスワードを入力します。メールアドレスは普段使っているスマホのアドレスでなくとも、YahooやGoogleなどのフリーメールのアドレスで大丈夫です。
③メールを確認して本登録手続きへ進む
入力したメールアドレス宛にコインチェックからメールが届きますので、メールをチェックして、記載されているリンクをクリックして本登録手続きに進みます。
※数分待っても届かない場合は、メールアドレスの入力間違いか、迷惑メールフォルダの方へ届いている可能性などが考えられますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
④「重要事項の承諾」と「電話番号の認証(SMS認証)」をする
次に「重要事項の承諾」および、「電話番号の認証」が求められます。


電話番号については、スマホの電話番号で大丈夫です。SMS宛に認証がきますので、認証コードを入力します。
⑤「お客様情報登録」の入力をする
氏名や住所を入力していきます。入力事項に沿って、正しく入力していきましょう。
個人情報を入力するのは抵抗がある方もいるかもしれませんが、間違った内容を入力すると、本人確認の際にまたやり直しとなってしまう可能性があるので、注意しましょう。
⑥「本人確認書類」の提出をする
免許証やマイナンバーカードなど、本人確認ができる書類を提出しましょう。
あとはIDセルフィーという、自分が本人確認書類を持っている画像のアップロードが求められるので、スマホのカメラも必要です。

内向きのカメラでも大丈夫ですが、文字が反対となってしまう場合などは僕は外向きのカメラで頑張って撮っています。
可能であれば、PCのWebカメラなどで撮ってもいいかもしれませんね。
可能であれば、PCのWebカメラなどで撮ってもいいかもしれませんね。
⑦ハガキを郵便で受け取る
住所確認のためのハガキが郵便で送られてきますので、それを受け取ると本人確認が終了となります。
ご家族などに見られたくない場合は、難しいかもしれませんがなるべく注意してくださいね。
ちなみにどこの仮想通貨取引所でも、本人確認の際にはハガキが送られてくることが多いです。何かそういう取り決めでもあるのかもしれませんね。
⑧2段階認証を設定する
これは必須ではありませんが、セキュリティ対策として入金前に実施しておきましょう。

設定のメニューのところに、2段階認証という項目があるのでクリックします。
2段階認証をするためのアプリは様々ありますが、私はSmartKeyという2段階認証アプリを使っています。
他のスマホへデータをコピーして共有することができるので、スマホの故障の際などに備えることができておすすめです。
以上で取引所の登録方法は終わりです!お疲れさまでした!

仮想通貨をMetamaskへ送金する

取引所にて購入したイーサリアムなどの仮想通貨を、Metamask(メタマスク)という仮想通貨ウォレットに送金しましょう。
Metamaskは最も有名な仮想通貨のウォレットアプリであり、いわば仮想通貨で買い物をする際の財布に当たるものです。
GoogleChromeの拡張機能やスマホアプリがあり、無料で使用することができます。
Metamaskの導入方法について詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
あとはZetaChainにMetamaskを接続して、取引を開始しましょう。
ZetaChain各種リンク
ZetaChainの各種リンクは以下の通りです。
- 公式HP:https://www.zetachain.com/
- 公式Twitter:https://twitter.com/zetablockchain
- 日本語版Twitter:https://twitter.com/ZetaChainJP
- Discord:https://discord.com/invite/kjQBqcZtnh
TwitterやDiscordでは、定期的な情報発信が行われていますので、ぜひチェックしておきましょう。
ZetaChainのDiscordでは日本語チャンネルも有り、アンバサダーの方を中心として情報交換もしています。
また、メインネット後のZetaChainを用いるには、まずは仮想通貨取引所の開設が必要です。
当ブログのおすすめ取引所に関しては以下の記事で解説していますので、まだ取引所を開設していない方は参考にしてみてください。