暗号資産(仮想通貨)IOSTを買う際に、コインチェックでは買った瞬間に損をしてしまいます。
なぜならコインチェックのアルトコイン販売所は、スプレッド(価格差、手数料のようなもの)が高いからです。
そのため私はIOSTを売買する際には、Binanceという海外取引所を使用しています。
今回はコインチェックでIOSTを売買する際と、BinanceでIOSTを売買する際とではどれくらい違うのかを解説したいと思います。
コインチェックでIOSTを売買するとどれだけ損をするのか
例えばこの記事を書いている現在IOSTの値段が約2.53円なのですが、その時に100000枚の売買をコインチェックで行うとどうなるか検証してみます。
100,000 IOSTをコインチェックで購入した場合
コインチェックの販売所で100000枚のIOSTを買う際、レートはスプレッドが加算されて2.665円となっています。
これは標準価格の2.53円と比べて、約5%ほどのスプレッドが乗っている計算になります(2.665円÷2.53円=1.053…)。つまり購入した段階で5%損をしているわけです。値段でいえば1万円分以上(!)。
さらに売却の際にもスプレッドが関係してきます。
100,000 IOSTをコインチェックで売却した場合
IOSTを売る際では、レートはスプレッド分があって2.36円となっています。
これは標準価格の2.53円と比べて、約7%ほどのスプレッドが乗っている計算になります(2.36円÷2.53円=0.932…)。つまり売却する段階では7%損をしているわけです。値段でいえば1万5000円分以上(!)。
コインチェックで購入→売却した場合、10%以上損をする結果に
コインチェックの販売所は鬼スプレッドでバク儲けとTwitterでも話題にはなってますが、事実その通りですね。
25万円分IOSTを売買(購入→売却)した場合、25,000円~30,000円が持っていかれます。実際に↑の画像を見比べてみても、30000円ほど損をするのが分かりますね。
100万円分のIOSTを売買(購入→売却)するとなると、100,000円~120,000円ぐらい損をする計算になりますね。えぐい。
IOSTは海外取引所Binanceでも取り扱っている
私はIOSTを買う際には海外取引所Binance(バイナンス)を使用しています。
最近暗号資産(仮想通貨)を始めたばかりの人なら、「海外取引所って大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、基本的に古参の人はほとんどBinanceを使ってます。
「Binanceは世界一の取引所」という意見も多いですからね。
Binanceの登録はかなり簡単
Binanceに登録するのはメールアドレスだけで大丈夫です。
あとはパスワードを設定して、2段階認証を設定すれば取引開始できます。
※機能をフルで使いたい方は、KYC(本人確認)も行う必要があります。しかしそれもネットだけで完結しますので、非常に簡単です。
Binanceの詳しい登録方法はこちら↓
Binanceの取引手数料はかなり安い
Binanceの手数料は基本一律0.1%になります。
しかし取引所トークンであるBNBを手数料に使用すると、半額の0.05%になります。
25万円分のIOSTを売買(購入→売却)しても、手数料はたったの250円分程度(0.05%×2)。
コインチェックのスプレッド往復12%と比べると、雲泥の差ということが分かりますね。
Binanceに資金を送るならbitbankのリップルで送金するのがおすすめ
Binanceに日本円を入金することはできません。
そのためビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を国内取引所で購入して送金するのが一般的です。
ただしビットコインは送金する際に手数料が数千円ほどかかります。
なのでBinanceに資金を送る際は、送金手数料の安いリップル(XRP)で送るのがおすすめです。
ただしリップルはコインチェックで買うと、IOSTと同じようにスプレッドがかなりかかってしまいます。
なのでスプレッドがなく取引手数料が安い(指値だと逆に手数料が貰える)国内取引所のbitbankで、リップルを買ってBinanceに送るのがおすすめです。
Binanceにリップルが届いたら、そのリップルをビットコインかUSDTに変換して、それからIOSTを購入しましょう!
まとめ
IOSTのお得な購入方法をまとめさせていただきました。
他にもいくつかIOSTが買える取引所はありますが、上記の取引所を押さえておけば問題ないでしょう。
やはり私がIOSTを買う場合は、bitbank→Binanceの利用です。
ただしコインチェックにもおすすめのポイントはたくさんありますので、コインチェックを開設しておいても損は無いかと思います。
暗号資産(仮想通貨)投資はボラティリティ(価格変動)が激しく、リターンも大きいですがリスクも大きいものです。くれぐれも余剰資金で行うようにしましょう!