アルトコイン

ZENZO~不死鳥のごとく蘇った暗号資産(仮想通貨)~

※当サイトでは記事内に商品プロモーションおよびPR広告を含んでおります。

皆さんはZENZOという通貨をご存知でしょうか?

最近になってCryptoBridgeという海外取引所に上場を果たしたばかりのコインです。

ただしその完成と上場までの道のりには、様々なドラマがありました。

今回は私が知っている限りになりますが、ZENZOの詳細と、いかにして生まれたかの過程をご紹介いたします。

ZENZOについて詳しく

通貨の詳細

通貨名:ZENZO

ティッカーシンボル:ZNZ

最大発行枚数:84,000,000枚(∞)

コンセンサスアルゴリズム:Proof of Stake (PoS)

マスターノードの担保:15000ZNZ

Website: https://zenzo.io/
GitHub: https://github.com/Zenzo-Ecosystem
Twitter: https://twitter.com/zenzo_ecosystem

チームについて

Raul Aguilera (Co-Founder) 
Luke Wootton (Co-Founder) 
Ali Agha (Chief Architect)
Yuurin Bee (Co-Founder)

他、日本人を含めたアドバイサー数人が在籍しています。

通貨の目的

詳しいホワイトペーパーが現在作成中です。

ただし簡潔にまとめた情報が公式サイトに載っており、それによれば「個人IDを用いた独自の経済圏を作る」ことが目的のようです。

現在、SNSやプラットフォームなどに統合されるZUI(ZENZO Universal Identity、ユーザーID)を利用できるようなアプリケーションを開発しているとのこと。

また詳しいことは改めてホワイトペーパーが完成してからになりそうです。

キャラクター

イラスト:しーまいーまさん(@4maEma

 
運営のYuurinBeeさんも大好きな、ZENZOをモチーフにしたキャラクター「ぜんぞーちゃん」です。

イラストを公式Twitterがリツイートしたりしてますし、Discordでスタンプにもなってますので、公式キャラ扱いで大丈夫かなと思います。

可愛い容姿にプラスして、色合いがとても綺麗ですね。和風な感じも素敵です。

再起を果たしたフェニックスコイン、ZENZO

LOLの運営逃亡事件

かつて、LoanOrLease(以下LOL)という名前の通貨がありました。

2018年1月1日にICOが終了し、それに参加するとマスターノードがセットアップされた小型PCが貰えるということで密かな話題になりました。

その後も無事にCryptoBridgeに上場し、日本でも注目され、順風満帆なように思えました。

 

しかし、その後の2018年2月20日、「LOLの設立者であるCryptologyとの連絡がとれない状況となった」と、プロジェクト開発チームの一人であるYuurinBee氏より発表がありました。

(発表のURL:https://medium.com/@YuurinB/february-20th-updates-for-lol-bc2856658eab

 

更に2日後の2018年2月22日、正式にこれまでの経緯および謝罪の文章がYuurinBee氏より発表されます。

(謝罪文のURL:https://medium.com/@YuurinB/edindin-と-lol日本コミュニティの皆さまへ-69d6415b20a7

 

LOLの価格はここ数日で大幅に下落。

Twitter上でもスキャム通貨と騒がれました。

 

有志による復活、ZENZO誕生へ

残った開発チームの方々の動きは迅速なものでした。

何度も電話会議を重ね、今後の方針を定めたようです。

 

そうして2018年02月26日には、LOLのDiscordコミュニティにて「新しい通貨を作成し(LOLZ)、皆様にLOLのホールド量に応じエアドロップの形で配布する」という旨の通知が為されました。

 

その後、コインの正式名称がZENZOに決定し、ロゴなども一新されました。

4月には東京でのミートアップ、その他にもDiscordにて運営の方々が細かな状況を報告してくれていました。

 

逃亡した開発者が全面的に悪いとはいえ、残った運営の方々にも自責の念があったのでしょう。

ホルダーの皆の不安を取り払おうという真摯な姿に、胸を打たれるものがありました。

 

ZENZOのスワップ開始。そして上場へ

新体制から約7か月後の2018年10月1日。

遂に、ウォレットリリース&スワップ分のZENZOの配布が開始されます。

PoSとマスターノードも同時に開始され、不明瞭な部分などはDiscordでしっかりと対応してくれていました。

 

そして来たるべき2018年10月30日、遂にCryptoBridgeへの上場を果たします。

 

運営の方々の頑張りもあって、現在も無事にしっかりとした価格で取引されています。

また、上場を果たしたことでCryptofolioにも掲載されました。

 

こうしてLOLの時代から約8か月を経て、ZENZOは完全復活を果たしました。

絶望の淵から蘇ったフェニックスコインとして、今後も更なる躍進を期待しています。

そして、悲嘆にくれるホルダーのために尽力してくれた、運営の方々に心からの感謝と敬意を表します。

まとめ

将来的にも期待しており、細かな活動報告を見ているととても応援したくなるプロジェクトです。

運営でデザイナーであるYuurinBeeさんもとても良い方で、日本が大好きなご様子です。

以前に公式キャラクターのぜんぞーちゃんをブログで紹介したときもDiscordでURLを紹介してくださったり、先日もウォレットを確認してたらチップをくださいました。

皆さんもぜひDiscordに来ていただいて、良かったらこの半年のログなどを見て頂けたらと思います。

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。