2021年にBTCが500万円を突破し、暗号資産(仮想通貨)バブルが再来しましたね。
そこで、「最近、暗号資産(仮想通貨)を始めた」という方も増えてきたように思います。
しかし暗号資産(仮想通貨)界は知っておかなくては損をするような知識もいくつかあります。
今回は暗号資産(仮想通貨)初心者が知っておくべきこと10選として、2017年から暗号資産(仮想通貨)投資(通称出川組)をしている筆者からアドバイスを書かせていただきます。
暗号資産(仮想通貨)初心者へのアドバイス10選
お役立ち情報から、大事なお金を失わないための注意事項まで順番に説明していきます!
①値段確認はコイン相場アプリがおすすめ
値段確認をする際に、いちいち取引所のページを開くのもめんどくさいですよね。
そこでコイン相場のアプリであれば、見たい通貨の値段・チャートを即座に見ることが出来ます。かなり動作が軽いのも有難いポイント。
さらに海外取引所やマイナーな草コインにも対応しているため、複数の取引所を使っていてもこのアプリさえあれば管理が簡単です。
ニュース情報やチャットもあるので、暇つぶしにももってこい。私も2017年から使っている必須アプリです。
②二段階認証はSmartKeyがおすすめ
取引所を使うにあたって必須の二段階認証ですが、アプリも種類がいくつかありますね。
Google Authenticatorなども有名ですが、個人的なおすすめはSmartKeyアプリです。
理由としては、機種変をする際にQRコード表示機能で、簡単に二段階認証データを移行できることです。
あとはロック機能などもありますし、UIなど普通に使いやすいことも理由の一つですね。
③販売所のスプレッドは最大の罠
初心者が一番陥りやすい罠が、販売所のスプレッド(価格差)です。
例えばコインチェックでアルトコインを購入する場合、市場価格より高い購入価格になります。逆に売る時は、市場価格より安い売却価格になります。
そのスプレッド(価格差)で、コインチェックは多額の利益を得ているというわけですね。
そのため、アルトコインを購入する場合はスプレッドのある販売所ではなく、取引所で買うことをおすすめします。
国内でのおすすめ取引所はbitbankで、海外取引所ではBinance(バイナンス)が非常に人気です。コインチェックしか開設していない方は、ぜひ他の取引所も開設しておくのがおすすめです。
④取引手数料メイカー/テイカーの違い
取引所では、販売所のようなスプレッドが無い代わりに取引手数料がかかります。
取引手数料は安く抑えられていることが多いですが、それでもできるだけ節約したいですよね。
それに当たって、メイカー(指値)で取引をすることで手数料を抑えられることが多いです。
例えば私が愛用しているbitbankでは、以下のような手数料体系になっています。
メイカー | テイカー | |
XRP/JPY | -0.02% | 0.12% |
メイカーでは手数料がマイナスになっていますね。これは逆に手数料分を貰えるということなので、取引するだけお得になるというわけです。
取引所によって手数料体系は違いますが、多くの取引所でメイカーとテイカーの手数料に差があります。
しっかりと事前に確認して、できるだけ指値取引することを心がけましょう。
⑤XRPやXLMで送金して、送金手数料を抑えよう
Binanceなどの海外取引所を使う場合、日本円の入金はできません。
クレカ購入もできるところはありますが、それなりの額の手数料がかかってしまいます。
やはり国内で暗号資産(仮想通貨)を購入→海外取引所などに送金という流れが、定番になります。
そこでビットコインを買って送金しようという風になりがちですが、BTCは送金手数料が高いため、送金手数料の安いXRPやXLMを使うのがおすすめです。
これらの通貨は送金手数料が数円で済み、到着も早いです。
ただし価格変動リスクはあるため、できるだけ相場が落ち着いているときに素早く行うようにしましょう。
【Binanceへ送金する場合】
①bitbankでリップルを買う(日本円→XRP)
②Binanceへ送って売る(XRP→USDT)
※BNBを持っていない場合は先に手数料分のBNBを買っておくのもおすすめです。取引手数料の割引が受けられます。(XRP→BNB)
③好きな通貨を買う(USDT→〇〇)
⑥ガス代に気を付けよう
最近ではDeFiブームにより、イーサリアムのガス代(手数料のようなもの)が高騰しています。
ブロックチェーンゲームやUniswapなどでメタマスクを使う場合、ガス代でかなりの額を取られてしまうことがありますので気を付けましょう。
トレードを多くしている人は、ガス代だけで数百万円になっている人もいるようです⋯恐ろしい⋯。
イーサリアムに関するサービスを使う場合は、ガス代をしっかり見るようにしましょう。
⑦スキャムに気を付けよう
昔から暗号資産(仮想通貨)界隈では詐欺プロジェクト(SCAM)がたくさんあります。
最近ではGASPAYなどというサービスが、頓挫して運営が逃げてしまったという噂もあります。結構期待されていたようで被害を受けた人も多いようですね。
海外などの暗号資産(仮想通貨)プロジェクトで、もしそれが詐欺であれば資金を取り戻すことは基本的に不可能と考えておく方が良いです。(取り返せたという話はほとんど聞いたことがありません)
新しいプロジェクトなどは先行者利益が見込めるので突入したい気持ちも起こりますが、やはりリスクもありますのでしっかり調べたうえで余剰資金で行いましょう。
特に日本人で「運営の人から情報をいろいろ聞いてる」とかいうことを言ってグループをまとめている人もいますが、よほど信頼できる人でなければ逆に怪しいので気を付けましょう。
⑧貸暗号通貨やイールドファーミングを上手く使おう
暗号資産(仮想通貨)を長期保有するのであれば、貸暗号通貨なども選択肢の一つです。
たとえばコインチェックの貸暗号通貨サービスは、年利5%と国内でも高い利率です。
ビットコインを1年間預けておくことで強制的にガチホもできますので、長期保有をしたい方は選択肢の一つとして考えておきましょう。
他にはBinance(バイナンス)のセービングなども、かなり高い利率を誇っています。フレキシブルセービングであれば、いつでも引き出せるというのも魅力的です。
さらに今話題のDeFi関連サービスであるイールドファーミングでは、新規通貨など種類によってはとんでもない年利になることもあります。少々上級者向けにはなりますが、興味がある方は調べてみるのも良いと思います。
⑨自分に合ったスタイルを見つけよう
暗号資産(仮想通貨)界では、お金を稼ぐ方法は一つではありません。
アルトコイントレード、ビットコインFX、Uniswap、草コイン探し、キャンペーン狙い、取引所アフィリエイト、エアドロップ、IEO、IDO、NFT売却、ブロックチェーンゲーム、などなど⋯。
通常の投資だけでなく様々なスタイルで、皆がお金を増やそうと努力しています。
一極集中というのも一つの手ですが、初めはリスク分散のためにも様々な手法を試しながら、自分に合ったお金の稼ぎ方を見つけるのも手だと思います。
よく初心者がビットコインFXに手を出して、ロスカットで全資金が溶けてしまった⋯などという方も見かけます。上手くやれば非常に儲かる手法ですが、そのぶんリスクはあることを心に留めておきましょう。(ビットコインFXは私はFTXを使用しています)
https://bitcoin-tale.com/ftx-exchange/
たとえば全くリスクを取らずに資金を稼ぎたいという方は、暗号資産(仮想通貨)ブログを始めて取引所などのアフィリエイトをするのも一つの選択肢だと思います。ブログの作り方は以下の記事を参考にしてみて下さい。
⑩投資はあくまで自己責任
よく投資の判断を、ほとんど人任せにしている人も見かけます。
確かに上手い人のTwitterなどを見て、コピートレードをするのも一つの有効な手ではあります。
ですが、「〇〇ってどう思いますか?」や「〇〇って上がりますか?」などの曖昧な質問は、少々どうなのかなって感じもします。
また、「あなたが買いって言ったから買ったのに、下がったじゃないか!」というキレ方をする人もいます。直接勧められたならともかく、勝手にコピートレードしたのに責任を押し付けるとは言語道断です。
投資はあくまで自己責任です。まずは自分でしっかりと調べたうえで、どうしても分からない部分は質問するようにしましょう。
まとめ
以上、暗号資産(仮想通貨)初心者に向けてのアドバイスでした。
暗号資産(仮想通貨)界隈は非常に変化がめまぐるしく、時にぶつかり合うこともある、混沌とした世界です。
しっかりと経験を積んで、資産形成に努めたいですね。
あとは同じ投資をしている者同士、お互い楽しみながら投資をしたいですね。(TRX教団のようなおもしろ集団また出てこないかなあ⋯。)
暗号資産(仮想通貨)国内取引所一覧については、以下の記事をご覧ください。